臨済宗永源寺派・950年続いている歴史あるお寺です

神戸市灘区にある一王山 十善寺■宗派を問わず、毎朝、登山会の方々の体操でにぎわっています。
ごあいさつ
臨済宗永源寺派 一王山 十善寺(イチノウサンジュウゼンジ)は神戸市灘区にある寺院です。
950年以上続いている歴史あるお寺で、臨済宗のお寺であり 、御本尊には十一面千手観音菩薩を安置し、創建された時のご縁で弘法大師様もおまつりしております。
毎朝、登山会の方々の体操でにぎわっており、宗派を問わず、参拝いただいております。




本堂・境内案内
四季折々に移りかわる山の緑や木々を愛でながら、お参り下さるおひとりお一人とのご縁を大切に過ごすひと時はかけがえのないものですね。お子様連れの若い親子やお孫さんの車でいらっしゃるシニアの方など気軽に足を運んでくださいます。
一王山 十善寺の縁起
当山は後冷泉天皇の御宇、天喜5年(1057年)に信覚大師の手によって創建されたもので往時には七十三の僧房と七堂伽藍を擁し、又、景勝の地の和も得て、誠に壮観であったと伝えられています。その後、兵火に遭遇し、総てを灰儘に帰するところとなりましたが禅宗の高僧、宇光寂室禅師はこれをたいそう惜しまれ、諸堂や十三院を造営されました。ところが、天正年中(1573~92)織田信長の兵火でまた堂宇は焼失の憂き目にあい現在の寺観は、元禄の高僧、永源寺・仙霊祖竺禅師の志を継いだ、高羽の楠本三左衛門高重によって寛文5年(1665年)に再建され、宝暦11年(1761年)に呑海禅師が来てから完成されたものであります。御本尊には十一面千手観音菩薩を安置し、脇仏として弘法大師を、又、諸天皇を祠っております。最初の兵火と伝えられるのは、元弘3年(1333年)赤松円心(則村)が播磨国から攻め上がり摩耶山城によって京都の北条軍を悩ました時で、円心が十善寺を戦いに利用したため、この地方は戦場となり寺が焼かれたのであります。それ以後、寺はもとの地(六甲ケーブル山頂駅東南、油コブシ付近)から現在の地へ移ったと言われています。
一王山と言う山号は、もと寺の南の地名であった一の尾を一の王にとって山号とし『王は十善、神は九善』という所から寺号を十善寺と称しました。
背山には八十八ヶ所の霊場があり、毎月21日にはお大師様の日としてお供養しております。




行事のご案内
● 毎月21日 弘法大師様のお命日で、ご先祖供養、ご祈願をいたします。
◆ 1月21日 大般若祈祷会 御開帳(本尊 十一面千手観音菩薩)
◆ 2月21日 涅槃図、御開帳
◆ 3月21日 お彼岸供養
◆ 8月21日 お施餓鬼供養
◆ 9月21日 お彼岸供養
◆ 12月21日 お焚き上げ供養




アクセス
〈公共交通機関でお越しの場合〉
阪急六甲駅より神戸市バス16系統「六甲ケーブル下」行きに乗り、「高羽町」下車、北へ徒歩約10分
〈お車でお越しの方〉
阪急六甲駅より、約6分
〈駐車場のご案内〉
あります
寺院の名称
一王山十善寺(イチノウサンジュウゼンジ)
住所
〒657-0012 兵庫県神戸市灘区一王山町12-48
住職
尾山 宜道
TEL
078-851-7869
FAX
078-851-9853
お問い合わせ
〒657-0012 兵庫県神戸市灘区一王山町12-48
TEL:078-851-7869


